『美味しいもの』を見つけ出す。
『美味しいまま』運ぶ。
『美味しさ』を伝える。
『美味しいね!』を広める。・・・食から始まる豊かな生活の創造に、全社員が貢献します。
美味しいものを見つける作業は、楽しくもあり難しくもあります。海外の食品展示会での商談だけでなく、時にはその国を何千キロも車で駆って生産現場を見てまわったり、現地のシェフや食通に情報を聞いたり、市場をめぐったり。気候風土の違いから、「現地で食べた時にはもっと美味しく感じたのに・・・」とならないように、外国にありながら常に日本のお客様の召し上がる姿を想像しながら商品と向き合います。
生産者がこだわって作った製品を「美味しいまま運ぶ」には、きちんと管理を行き届かせて輸送することが必須です。船便はすべてリーファー(定温)コンテナを使用し、日本到着後は最短で自社倉庫に搬入、温度管理をして保管しています。
現地そのままの料理法はもちろん、日本の食文化にあわせて一工夫した使い方も使用食材にあわせてお伝えしてまいります。また、乾燥トマトのように、原材料として和・洋・中・製菓・製パンに幅広くお使い頂く製品は、それぞれの業態に応じた加工や調理方法をご提案いたします。
社員は常に食材に興味をもって接し、自社内でのレシピ作成も行っております。
地中海フーズの商品は、スーパー・百貨店・通信販売・レストラン・ホテル・パン・加工食品の原材料など、あらゆるルートを通じてお客様のお口元までお届けしております。
・・・「おいしいね!」を一人でも多くの方に。
弊社がヨーロッパ(イタリア・スペイン・トルコ・ノルウェーなど)の生産者から製品を輸入する場合、日本への輸送手段として「海上輸送」と「航空輸送」の両方を利用しています。生産者ごとの1回の輸入量、製品特性、季節の販売数変動などを考慮して、毎回最適な輸送形態を実現しています。
輸送の際に心がけているポイントは次の3つです。
商品の品質を保つこと | 生産者が美味しく作った製品を、その美味しさのまま日本のお客様に召し上がっていただく努力を惜しみません |
---|---|
スピーディであること | 欠品を防ぎ製品の鮮度を保つためにも、スピードはとても大切なファクターです |
コストの削減につとめること | 製品そのものの原価以外の、輸送や保管などの間接経費を可能な限り削減するよう努めます |
イタリアのイナウディ社製品を海上輸送で輸入する場合・・・
東京港入港後、厚生労働省の輸入許可及び通関を経て、最短で3日後には、自社倉庫に運び込まれます。通関業者に委託せず自社で通関をすることによって、次のような大きなメリットが生まれます。<スピーディ・コスト削減>
(a)通関にかかる日数の短縮
(b)手続き費用の削減
(c)厚生労働省が発表する指示や、違反事例・事故案件を熟知することで、未然に事故を防ぐ社内体制の確立
<参考>
弊社は自社倉庫(常温・冷蔵・冷凍)と、外部冷蔵倉庫の2ヶ所で商品を保管しています。
自社常温倉庫は、年間を通じて25℃以下になるように温度を管理しています。この自社倉庫から出荷することにより、少量出荷や産直企画対応など、スピーディーにかつ柔軟に対応しています。
また、打検(瓶の蓋をたたく音感検査)により、商品に真空漏れなどの異常がないかもチェックしています。
現地の製造メーカーも製品を世に出すまでに、幾通りもの検査や品質チェックを設けています。
その上で、地中海フーズではより万全を期すために、輸送中や日本入国後にも検査や品質チェックを重ねて、消費者の皆様に安心して召し上がっていただける努力を続けています。
<温度計測器>
この器具は、現地工場を出荷してから日本の倉庫に収まるまでの間、絶えず温度の記録をとり続けます。
これで海上輸送中にコンテナ内が設定温度に保たれているか、積替港でプラグが抜かれて温度の変化が起きていないか、日本到着後の温度管理が適切であるかどうかがデータでわかります。
<選別・検品作業>
乾燥トマトのように天日干しのものは、その製造工程上、異物や夾雑物が混入している可能性があります。地中海フーズでは、自社工場で選別・検品作業を入念に行い、混入物の除去を行っています。
<打検の実施>
自社倉庫の利点を活かし、在庫の瓶製品には専用の器具を使用し打検を実施しています。瓶の蓋を軽くたたいた時の音で、蓋の変形や巻締め不良が発生していないかを検査することができます。