弊社がヨーロッパ(イタリア・スペイン・トルコ・ノルウェーなど)の生産者から製品を輸入する場合、日本への輸送手段として「海上輸送」と「航空輸送」の両方を利用しています。生産者ごとの1回の輸入量、製品特性、季節の販売数変動などを考慮して、毎回最適な輸送形態を実現しています。
輸送の際に心がけているポイントは次の3つです。
| 商品の品質を保つこと | 生産者が美味しく作った製品を、その美味しさのまま日本のお客様に召し上がっていただく努力を惜しみません |
|---|---|
| スピーディであること | 欠品を防ぎ製品の鮮度を保つためにも、スピードはとても大切なファクターです |
| コストの削減につとめること | 製品そのものの原価以外の、輸送や保管などの間接経費を可能な限り削減するよう努めます |
イタリアのイナウディ社製品を海上輸送で輸入する場合・・・
北イタリア・ピエモンテ州にあるイナウディ社の生産工場でリーファーコンテナに直接搭載し、温度管理された状態で出荷されます。このコンテナは日本に入港するまで開けられることはありません。 <品質の保持>
その後、最短距離の国際港であるジェノバ港で船積みされ、日本に向けて出港します。5~6週間後には日本(東京港)に入港します。<スピーディ>
温度計測機器が製品と一緒にコンテナに積んでありますので、途中の寄航地で温度変化が起きていないかもデータで確認できるようになっています。<品質の保持>
東京港入港後、厚生労働省の輸入許可及び通関を経て、最短で3日後には、自社倉庫に運び込まれます。通関業者に委託せず自社で通関をすることによって、次のような大きなメリットが生まれます。<スピーディ・コスト削減>
(a)通関にかかる日数の短縮
(b)手続き費用の削減
(c)厚生労働省が発表する指示や、違反事例・事故案件を熟知することで、未然に事故を防ぐ社内体制の確立
<参考>