アルバの国際トリュフフェア

アルバ町の賑わい
賑わうアルバの街

アルバは人口31,000人。ピエモンテ州クネオ県の北東の角に位置しランゲやロエロの丘陵地区を管理する街です。
1928年以来トリュフフェアを開催し、2007年からは公式にインターナショナルフェアもスタートしました。イタリアで最も古いイベントのひとつです。


トリュフの店頭販売
トリュフの店頭販売

CRC財団(2013年設立 、クネオ県発展のための展示会)が推進しています。来場者の4人に1人はイタリア以外からの参加で、イタリアからの3人の内2人はピエモンテ以外からの参加ということです。フェアは現在では10月第2週から11月の第3週まで6週間にわたって開かれます。


ALBA町内での露店
アルバの街、露天にもショップ

食とワイン、文化とスポーツの融合の祭典。このフェアの中心は巨大なトリュフマーケットです。ここにはたくさんの最高級のトリュフや様々な種類のトリュフがあります。そしてピエモンテの特産物のブースがその周囲を取り囲みます。何年もの間、色々な試みがなされてきました。


グリンザーネカブール城でのオークション
グリンザーネカブール城でのオークション

官能分析、トリュフハントのモックアップ展示、ランゲやロエロの素晴らしいワインを楽しんだりワイナリーを訪れたり、テイスティングセミナーやピエモンテのIGPヘーゼルナッツのセミナー、クネオの職人技で作るチョコレート、この地方のDOPチーズのセミナーなども行われてきました。
地元の有名シェフの料理デモンストレーションやスローフード協会とColdirettis Campagna Amicaのコラボで運営されるローカルフードマーケットも行われます。
文化的なイベント(展示、コンサート、リーディング)は秋を通してのフェア中に集中して行われ、スポーツ競技としてはバルバレスコとトリュフマラソンからゴルフトーナメントまであります。

フェアの知名度は国内外の有名人に送られる「トリュフ・オブ・ザ・イヤー」によってより高まっています。
これまでにこの賞を受けたのは、ジェラール・ドパルデュー、ソフィア・ローレン、アラン・ドロン、クラウディア・カルディナーレ、ルチアーノ・パバロッティ、マルチェッロ・リッピ、スティング、モナコ大公アルベール、フランシス・フォード・コッポラ、ペネロペ・クルズなど錚々たるメンバーです。

11月には「国際トリュフオークションで」が、近隣のグリンザーネカブール城で開催されます。
過去には、パリのビッダーズ、モスクワ、ラスベガス、ロンドン、ミュンヘン、東京、ニューヨーク、ロス アンゼルス、ハリウッドや香港でオークション中継がライブで行われたこともありました。