”Fiera”という言葉の元々の意味は聖なる日に開催される定期的なマーケットのことでした。ラテン語ではFeriaeといいます。その言葉の意味は時代とともに変わり、現在では特定の場所で開催される大きな展示会や、分野に特化した展示会をさすことが多いのですが、地元のお祭り”sagra”のようなものにも使うこともあります。
これらのフェアの中でもトリュフのフェアはとりわけ重要なものです。
イタリアではトリュフフェアが60もあります。そのうちもっとも盛大なものがアルバで開催される白トリュフフェア、インターナショナルのトリュフフェアです。
これはアルバで開催される白トリュフフェアです。
ピエモンテのクネオ県で10月の中ごろから11月中ごろの週末に開催されます。他のフェアに関して言えば、20は国のフェア。残りは地域のフェアです。
ピエモンテではクネオ県のコルテミーラ(クネオ県)、モンテキアーロ・ダスティとモンカルヴォ(アスティ県)、アレッサンドラ県 ムリセンゴやサン・セバスティアーノ・クローネ県(アレッサンドラ県)、白トリュフフェアの開かれるトリノの丘で知られるリヴァルバ(トリノ県)でフェアが開催されます。リグリア州ではミッレージモで1つ、パルマ県のエミリア・ロマーニャではカレスターノでフラーニャ黒トリュフフェアが、リミニのサンターガタ・フェルトリアで白トリュフフェアがあります。トスカーナではピサ県サン・ミニアートで白トリュフフェアがあります。
ペルージャ県ではノルチャの黒トリュフフェアが2月から3月に行われ、50年も続いています。これは、ウンブリアで、もっとも重要なフェアとなっています。
他には、お城で有名なグッビオ、ヴァルトピーナ、テルニではファブロでもトリュフフェアが行われています。
ナショナルフェアは3つあり、すべて白トリュフの祭典です。マルケ州ペーサロ・ウルビーノ県で開催されていて、最近ではペルゴラでも開催されるようになりました。アクアラーニャとサンタンジェロ・イン・ヴァードでも長い歴史のフェアがあり、どちらももう50年も続いています。ラツィオ州ではチョチャリアで白トリュフ祭りが始まり、黒やスコルツォーネトリュフ祭りがフロジノーネ州のカンポリ・アッペンニーノで開かれるようになりました。
モリーゼ州ではイゼルニアのサン・ピエトロ・アヴェッラーナで企画されたフェアにモリーゼのナショナル白トリュフフェアがジョイントし12月にイゼルニアの州都フェアが開かれています。イタリアのナショナルフェアはコッリアーノのトリュフとカンパニア地方のサレルノ県の地元のフードフェアで締めくくられます。