トリュフの採集と栽培、販売に関する法律

イタリアではトリュフに関する法律は1985年12月16日に発効した「消費向けの生および乾燥トリュフの採集・栽培・販売に関する法的フレームワーク」が存在します。
1991年5月17日に少々変更が加えられています。

この法律では、9種以外のトリュフの採集と販売を禁止しています。いくつかの地方の法律では例外を設け、Desert tru(この種類は古典の中では、Terといわれるトリュフ)は良いことになっています。プーリアやサルデニア、とくにオリスタノではこのトリュフを採集する長い歴史があるためです。
法律によって、トリュフは森や未開地、そして牧草地で自由に採集してよいことになっています。トリュフを栽培したり育てたりするための改良森(トリュフの共生できる木を植えたりした自然林)のトリュフのオーナーシップを示すため、土地を借りている者はその境界線に「トリュフ禁猟」と、はっきり表示しなければならなりません。

トリュフハンターになれるのは14歳以上です。そして適性試験に合格しなければなりません。それぞれの地域の機関は独自の規則を定め、合格したものには移譲不可の承認を与えます。
それを以ってイタリア全土でトリュフを採取する資格になります。資格取得のためには費用がかかります。それもその地方で独自に決めることができます。トリュフは訓練された犬の協力があって採集できます。また専用の掘る道具も必要です。
その道具(小さな鍬かすきのようなもの)を使用して掘ることが許されるのは犬が既にかぎつけ、掘り始めている場所のみです。